VRライブ配信

5G到来に合わせて新しいVRブロードキャステイングを提供します。

テキーテクノロジーは、5G到来に合わせて新しいVRブロードキャステイングを提供します。 私たちは5G回線とプログラミングによる180°及び360°カメラシステムを利用した8KリアルタイムVR配信ソリューションを提供しています。オーバー8Kサイズの高画質配信などスポーツ観戦、会議、イベント、気象情報など遠く離れた場所でも間近にリアルタイムでVR体験をする事が可能になります。

VRライブストリーミング配信は、VRカメラ・VR配信・VR端末の3つの技術で構築されます。目的や用途に応じて、それぞれに最適なVRソリューションを提案いたします。VRソリューションの選定には予算(簡易性)、安定性、汎用性、解像度、拡張性を考慮する必要があります。安定性を重視するのか、汎用的で柔軟なシステム構成を重視するのか、解像度やカメラ台数などの拡張性を重視するのかによりシステム構成が大きく変わります。

VRライブ配信の基本設計

市販されている一体型360度カメラとカメラ専用のソフトウェアを利用したVRライブストリーミングシステムは安定性、汎用性、拡張性に劣ります。簡易ですぐに利用できますが大きなイベントには不向きです。複雑な配信はできません。

一方でVR放送機材で構築したVRライブストリーミング機材は、非常に優れた安定性を持ちます。放送機材であるため24時間の連続した放送も問題ありません。必要な条件に合わせて機材構成の設計を行い構築します。必要とする汎用性、拡張性を実現できます。

VR放送機材の機能であるスイッチャーやコンバーター、オーディオミキサー機能を備えた汎用的なVRライブ配信ソフトウェアもあります。柔軟なVRカメラ構成を実現できるため目的とする解像度を実現に最適です。これらの複数の機材と技術を組み合わせことで理想のVRブロードキャステイングを提供いたします。

5G到来に合わせて新しいVRブロードキャステイングを提供

360度・180度

現在のVRライブストリーミングは、有料で入場する施設イベントのVR体験がメインです。座席から会場を視聴する体感となり、基本的に180度の視野角で十分です。また視野以外のエリアに関連機材や固定器具を配置することが可能です。一般客の映り込みを最小に収まります。以上からVRライブストリーミングには180度に視野角が普及しています。

ステレオ(立体視3D)・モノラル(2D)

視聴端末にHMDを利用することで、左右の目に視差の異なる映像を表示することが可能になります。360度もしくは180度のVR映像を立体視で視聴できます。HMDの利用を前提としていない場合は、モノラル(2D)で十分です。VRライブストリーミングの最大のメリットは現場さながらの没入感でありHMDを利用したステレオ(立体視3D)視聴を推奨します。

エクイレクタングラー・メッシュ形式

カメラから出力する映像は、基本的には円周魚眼の映像です。円周魚眼の映像を汎用的なVR視聴フォーマットであるエクイレクタングラーに変換することで様々なHMD端末で視聴が可能になります。もしくはHMD側で専用設計を行うことで円周魚眼の映像をメッシュ形式としてそのままVR視聴フォーマットとして扱うことができます。

汎用的なエクイレクタングラーは便利な形式ですが変換に大きな処理が必要になります。処理が入ることでハードウェア要求も高くなります。専用の設計が必要になるメッシュ形式では変換にかかる負荷が小さく処理を低減できます。

VRカメラとレンズ

必要とする解像度、360度か180度、ステレオ(立体視3D)かモノラル(2D)、エクイレクタングラーかメッシュ形式にするか、予算を含めた上でVRカメラを選定します。運用が簡易な一体型VRカメラを利用する場合にはレンズの選定は不要ですが、単体のカメラを複数台利用する場合にはレンズの選定も重要になります。

VRライブ配信用ソフトウェア

VRライブ配信用ソフトウェアは映像の入出力、変換、合成、エンコード、デコードまでさまざまな機能を備えています。ワークステーション内で多くの処理を行うことができます。解像度に関しても拡張性が高くオーバー8Kサイズの高画質配信も可能になります。

VRライブ放送機材

VRライブ配信用ソフトウェアは、汎用的なオペレーションシステム(OS)で動作します。動作に関してはOSのバージョンや構成されるハードウェア・ファームウェア各種に依存します。全体の構成により安定性が決まります。

一方でライブ放送機材は機能ごとに単体で動作します。単独で動作することや組み込み用OSであり高い安定性を持ちます。電源を投入すれば、定められた動作を開始するスタンドアローンです。映像の入出力、変換、合成、エンコード、デコードのそれぞれのユニット
ごとに安定した動作が実現します。加えて従来のライブ放送環境との互換性も高く、定型的に運用を開始できます。

多重化による冗長性

各種機能を多重化することで、何かしらシステムに不具合が発生した場合に予備系統に切り替え対応ができます。主にカメラ、ワークステーション、エンコーダー、デコーダー、スイッチャー、光ケーブル、光ドラム、各種ケーブル、スイッチ、ルーターの多重化を推奨しています。

BNC(SDI)・HDMI・LAN・光ケーブル

VRライブ配信システムには多様な機材を利用します。ワークステーション、カメラ、エンコーダー、デコーダー、スイッチャーなど映像インターフェースには、仕様に合わせた映像伝達ケーブルが採用されています。また4K60P以上の高解像度ハイフレームレート映像においては、規格の上限であることも含めて減衰やノイズの影響が深刻です。

BNC(SDI)・HDMI・LAN・光ケーブルなど、各種機材間や必要なケーブル長に合わせて変換やエンコード・デコードが必要になります。

ラック設計

放送機材を一つのラックに収めた運用モデルを推奨しています。会場に設置はもちろん移動やメンテナンス性に優れています。遠隔操作可能な電源ユニットやVPNの構築も可能です。ラック内の電源を24時間管理し、ラック内の管理パソコンを遠隔から操作することで各種放送機材のコントール及び調整が実現します。

固定器具開発

VRライブ配信の会場では、VRカメラの配置が重要です。ゴールポスト、コートセンター、観客席、司会者席、ステージ周辺等など様々な場所が候補になります。会場側の要求に合わせて外観や安全性、設置の機動性などあらゆる条件が課題となります。VRライブ配信を希望する会場に最適なVRカメラの専用固定器具の開発及びを担当いたします。

視聴端末HMD開発

多数の視点及びユーザー側で任意の視聴チャンネルの選択を実現する複数のVRライブ配信ストリームを読込インタラクティブな視聴VR体験を実現するHMD(ヘッドマウントディスプレイ)開発を行っております。

視聴しているVRライブ配信空間内にCG等のプラットフォーム及びアバターやガイドとなるCGキャラクターの配置も可能です。HMDにゲーム開発ツールとなるゲームエンジンを組み合わせることで各種機能の実装を実現しています。